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2023/09/01

アンタルヤの旅行でどこに行く?おすすめスポットをご紹介★

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アンタルヤの旅行でどこに行く?おすすめスポットをご紹介★

トルコで夏を楽しく過ごしたい。
外国人が訪れやすい観光地で旅行をしたい。
遺跡スポットも見たいし、ビーチで日光浴をして海もエンジョイしたい。

そんな方におすすめするのは、リゾート地の「アンタルヤ」。
トルコ南部に位置するアンタルヤは、滝や洞窟など自然の絶景、綺麗なビーチ、豊かな歴史と魅力が多く、トルコ地中海地方の観光中心地です。

今回の記事では、トルコのアンタルヤ県でおすすめの観光地を、簡単にご紹介していきます!

アンタルヤの名前の由来

アンタルヤは、約2000年前にペルガモン王国の兵士が「地上の天国」として発見した場所です。

当時、ペルガモンの王であったアッタロスⅡ世は「地上の天国を見つけるのだ、行け!」と兵士に命令しました。
ペルガモンの兵士たちは数年かけて天国を探し、やがてタウロス山脈から降りたところで目にした天国が、現在のアンタルヤです。

当時ペルガモン王国は、見つけた天国の地を「アッタリア」と呼んでいましたが、歴史を通して「アンタルヤ」と呼ばれるようになりました。

アンタルヤ市でおすすめの観光地

アンタルヤ市でおすすめの観光地をご紹介します。

カレイチ (Kaleiçi)

カレイチは、ペルガモン王国がアンタルヤにやってきて、一番最初に暮らした場所と言われています。
次いでローマ帝国、ビザンティン帝国、セルジューク朝、オスマン帝国の支配下に入りました。

城壁に囲まれた旧市街のカレイチを散策すると、街中には各文明の特徴が見られます。
モダンなアンタルヤも堪能しながら、残された古代建築を観光できます。

オスマン帝国のアブデュルハミト2世のために1901年に建てられた「時計塔」、ローマ皇帝ハドリアヌスのために139年に建設された「ハドリアヌス門」は、当時から現存する遺物の一部です!

19世紀から残るカレイチの古い家並みも、趣深い雰囲気があり素敵です。
西側にはマリーナもあり、カレイチの坂道を降りるとすぐに海が広がっています。

アンタルヤ旅行にはカレイチを絶対訪れた方がいいですね。

テルメッソス遺跡 (Termessos)

テルメッソス遺跡は、ユネスコ世界遺産の暫定リストに記載されている遺産です。
アレキサンダー大王が征服に失敗した強固な要塞都市として知られ、彼によって「ワシの巣」と呼ばれていました。

約2000年間を通して人の手が入っていないテルメッソス遺跡では、いくつかの神殿、広い墓場、円形劇場、昔の住人の家々などが見学できます。

デューデンの滝 (Düden Şelalesi)

デューデンの滝は、トルコで唯一海に流れ落ちる滝です。
都市の中心地に近く非常に人気な観光スポット。

楽園のような雰囲気を感じられ、暑すぎる日でも涼しい気分になれる場所です。
ハイキングにも最適!

アクス地区(Aksu)でおすすめの観光地

アクス地区でおすすめの観光地をご紹介します。

ペルゲ遺跡 (Perge)

ペルゲ遺跡が建てられているパンフィリア地方は、名前の通り「さまざまな民族が一緒に暮らす」場所でした。
古代都市において、多数の民族が共存してきた地方と言えます。

この地方に建設されたペルゲ遺跡は、大きな都市の跡。
特にローマの支配下に入ってから、アナドル地方で最も発展した都市の一つになりました。

記念噴水が4つ、ハマム(公衆浴場)が2つあるため、「水の街」というイメージがついています。
聖書に書かれている遺跡のため、聖地とみなされています。

13,000〜15,000人を収容する場外円形劇場は、剣闘士が戦った場所として知られていますが、現在はリノベーションされています。
豊穣とブドウ酒の神「ディオニソス」の誕生と生涯を描いた浮き彫りもあり、見応えがある場所です。

ケメル地区(Kemer)でおすすめの観光地

ケメル地区でおすすめの観光地をご紹介します。

ケメルビーチ

ケメルは、ビーチがメインとなる海岸の街です。
長さが52kmもあるケメルビーチには、自然に囲まれたリゾートがたくさんあります。
トルコの夏を満喫したい方におすすめで、特にご家族と一緒に楽しめる街です。

リュキアの道 (Likya Yolu)


トルコでトレッキングと言えば、リュキアという歴史的な道が思い浮かびます。

リュキアの道は、世界で最も長いトレッキングコースのリストに入っています。
コースは、ムーラ県のフェトヒイェからアンタルヤまでの535km。
全ルートを歩くには、約29日かかると言われています。

本コースは、綺麗な自然と豊富な歴史で有名です。
クサントス遺跡、レトゥーン遺跡、オリンポス遺跡など19箇所の都市遺跡があり、現在に残された円柱、遺物、墓など、観光スポット並みに楽しめます。

トレッキングに興味がある方は是非チャレンジしてみてください!

マナヴガット地区(Manavgat)でおすすめの観光地

マナヴガット地区でおすすめの観光地をご紹介します。

シデ古代都市遺跡(Side Antik Kenti)

シデは、地中海交易で栄えた古代都市で、パンフィリア地方の重要な港町でした。
場所は、アスペンドス遺跡の近くです。

リディア王国、ペルシア帝国、ギリシア、東ローマ帝国などの支配下にあったため、それぞれの文明が残した遺跡が見られます。

紀元前2世紀につくられた古代ギリシャ式の神殿、アポロン神殿とアテナ神殿や、保存状態の良い彫刻、円形劇場などが残っており、街中を歩きながら魅了されます。

アランヤ地区(Alanya)でおすすめの観光地

アランヤ地区でおすすめの観光地をご紹介します。

アランヤ城

6kmの城壁で囲まれ、100,000平方メートルもある美しいアランヤ城。
軍地基地および貿易所として、重要な役割を果たしていました。

アランヤ城はヘレニズム時代に建設され、その後ビザンティン帝国、セルジューク朝、キプロス王国、オスマン帝国が存在していた場所でもあります。

2000年にユネスコの世界遺産暫定リストに登録されました。

ダムラタシュ洞窟 (Damlataş Mağarası)

アランヤ城に行くのであれば、その近くにあるダムラタシュ洞窟の観光もマストです!

ダムラタシュ洞窟は1948年に発見され、その後トルコで初めて観光用に開放された洞窟として知られています。

天井から滴る雨水によって形成された鍾乳石で、洞窟の中は現在のユニークな形に。

また、洞窟の内側の空気は湿度が高く、二酸化炭素の量が通常の何倍もあります。
そのため、喘息など上気道感染症をもつ人に良いと言われ、ここで癒しの時間を過ごすことを勧められています。

不思議な美しさを持つだけでなく、健康にも効果的な人気観光スポットです。

カシュ地区(Kaş)でおすすめの観光地

カシュ地区でおすすめな観光地をご紹介します。

パタラ遺跡(Patara)

カシュ地区の主な観光スポットの一つは、パタラ遺跡。
ギリシャ神話によると、アポロと聖ニコラウスの誕生の地とされている場所です。

パタラは「リュキア連邦」の重要な都市で、独特な墓や円形劇場があります。
また13つの教会も残っており、キリスト教においても大事な遺跡としても知られています。

さらに、カレッタ(ウミガメ)の産卵地で有名な、トルコの美しすぎるビーチのひとつパタラビーチもあります。

王の墓(Kral Mezarı)


王の墓と呼ばれる石棺は、カシュ地区のシンボルです。

カシュ地区では、街を歩いていると至るところに石棺を見かけます。
これは、古代都市リュキア時代(紀元前4世紀)に築かれた「リュキア人の石棺」です。

その中でも、当時の王様や司令官など権力を持っていた偉人の墓と思われる石棺が「王の墓」。

王の墓は、上部の両側に2本ずつ、計4頭のライオンの頭の石像が乗せられているため、「ライオンの墓」とも呼ばれています。

お土産屋に寄ると、カシュのお土産のほとんどに王の墓が見られます。
マグネットでもお土産に良さそうですね。

デムレ地区(Demre)でおすすめの観光地

デムレ地区でおすすめの観光地をご紹介します。

聖ニコラウス教会 (St. Nicholas Kilisesi)

遠くから見ると蜂の巣に見えるミュラ遺跡。
断崖を削るようにして作られたミュラの遺跡の一部にある「聖ニコラウス教会」は、人気の観光スポットです。

伝説上の人物サンタクロースのモデルと言われている聖ニコラスは、ミュラで大主教をつとめていました。
聖ニコラウス教会は、彼の死後、彼のために建てられた教会です。

6世紀に建てられたと言われており、その後は何度も修復され、今でも綺麗な状態で保存されています。

ビザンティン帝国の建築と建築装飾を代表とする教会には、彼が起こした奇跡を描いたレリーフが見られます。

現在も入場可能です。
教会では、毎年彼の記念祭が開催されています。

まとめ

トルコのアンタルヤへ旅行しようと考えている皆様の参考になれたら嬉しいです。
海で遊んで、歴史を学べる街、アンタルヤに是非お越しください!

エリちゃん~

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