現在と過去が交わる、魅力的な街を旅する
トルコの首都アンカラから3時間ほど北上したところにあるサフランボルは、古くからシルクロードの中継地点として栄えた小さな町です。
石畳の通りに保存状態の良い魅力的な古民家集落が立ち並んでいる様子が印象的で、1994年にはユネスコ世界遺産にも登録されました。
古き良き古民家集落が残る町はトルコ国内でも珍しく、町には伝統的な市民の生活を見学できるスポットなどもあります。
また、サフランボルの由来である「サフラン」を使った土産物や衣類などが並ぶバザールもあり、観光だけでなくショッピングも楽しめる町です。
サフランボルツアー一覧
サフランボル旅行の魅力や見どころ
サフランボルを観光で訪れる際の魅力や見どころをいくつかまとめました。
これぞ世界遺産!独特の美しい景観を楽しめる
サフランボルの魅力は、なんといってもオスマン帝国時代の独特な雰囲気を残す町並みです。土壁に木の窓枠が印象的な家屋や、赤い屋根の可愛らしい建物などが建ち並ぶ道は、のんびりと散策するのにぴったりの景観でしょう。なお、展望地である「フドゥルルックの丘」からは、サフランボルの美しい町並みが一望できます。
サフランボルならでは!トルコの伝統的な暮らしを知れる
サフランボルには「カイマカムラル・エヴィ」という古民家の内部を公開した博物館があり、人気の観光スポットとなっています。かつての市民の暮らしや家庭内の様子が人形などにより再現されており、伝統的なトルコの生活を存分に感じられることでしょう。当時の生活用品や男女別の空間なども興味深く、貴重な展示が見られる施設です。
お土産探しに最適!バザールでの買い物を満喫できる
旧市街にある伝統的な市場「アラスタバザール」で、買い物を楽しめる点もサフランボルの魅力。17世紀から続くローカルで比較的小さなバザールでは、食品や衣類・手工芸品・土産物などが手に入ります。サフランの香水や石鹸、ハンドメイド製品などが人気で、プレゼント用にも自分用にも適した土産物がきっと見つかることでしょう。
サフランボル旅行における基本情報
サフランボルの人口
約5万人
サフランボルの場所
トルコの北部、黒海沿岸から近いところにあります。
サフランボルの気候
夏は気温が高く乾燥しており、冬は寒さが厳しくなる点が特徴。比較的過ごしやすい6月半ばから9月後半頃までが観光におすすめのシーズンです。
サフランボル市内へのアクセス
サフランボル市内には空港がなく、主要都市からバスなどで移動する流れとなります。所要時間はアンカラからが約3時間、イスタンブールからが約7時間です。
サフランボルの交通事情
路線バスなどで移動します。