COLUMN

観光

日本とトルコの時差は6時間!時差の計算方法

ヨーロッパとアジアを繋ぐトルコは、それぞれの文化が混ざり合った魅力的な国です。

奇岩が並ぶカッパドキアや木馬伝説の残るトロイ遺跡など見所も満載で、多くの観光客が訪れています。

トルコへの旅行を考えるうえで、まず気になるのは時差ですよね。

そこで今回はトルコの時差や計算方法を中心に、トルコの暦の歴史などをご紹介していきます。

トルコ旅行に興味がある人はぜひご一読ください。

時差の計算方法

そもそも、時差はどうやって求められるか知っていますか?

ここでは時差の計算方法について分かりやすく解説していきます。

  1. 東経同士・西経同士で値の大きい方から小さい方を引く
  2. 1で出た値を15で割る

地球は約24時間で360度1回転するので、1時間あたり15度移動していますよね。

手順1で出た数値を15で割るのはそのためです。
経度が15度違うと、時差は1時間生まれます

では例を用いて時差を計算してみましょう。

例)日本は東経135度、バチカン市国は東経15度

これを先ほどの計算式にあてはめてみます。

135度-15度=120度

120度÷15=8時間

日本とバチカン市国との時差は8時間となります。

同様にトルコと日本の経度を計算すれば、時差を求められます。

トルコの標準時

標準時とは国や地方ごとに用いられる時刻のことです。

日本時間の標準時は1886年7月、グリニッジ標準時をもとに東経135度、協定世界時(UTC)プラス9時間と定められました。

トルコ時間の標準時(TRT)は東ヨーロッパ時間(EET)と同じタイムゾーンで、協定世界時プラス3時間です。

サマータイム

サマータイムとは、日の出が早い時期(3~11月)に、時計を1時間早めて、日照時間を有効に利用することを目的にした制度です。

アメリカやメキシコ、カナダなど多くの国連加盟国でも取り入れられており、実施期間は国や地域ごとに異なります。

トルコでもサマータイムを導入していましたが、2016年には日照時間の有効活用を目的に廃止しています

日本との時差

日本とのトルコの時差はマイナス6時間で、日本が6時間早く進んでいます

トルコの時間を計算しようと思ったら、日本の時刻から6時間引けばトルコの現在時刻が出ます。

たとえば、日本が朝の6時の場合、トルコは夜中の12時です。

トルコ国内の時差

アメリカのように東西に広がる国では、国内でも時差があることがあります。

トルコ国内に時差はありませんが、東西で日の出・日没時刻が異なります。

例えば、7月ではウ―ドゥルでは4:39に日の出があり、日没は19:36です。
一方で、7月のチャナッカレは日の出が5:49、日没は20:48と、約1時間10分程の差があります。

日本からトルコの飛行時間

日本からトルコの飛行時間

日本からトルコまでは約8,500キロの距離があります。

成田空港から出ている直行便を使えば、イスタンブール空港まで約13時間で到着します。

直行便は数が少ないですが、乗り継ぎ便を利用してトルコに行くことも可能です。

たとえば、福岡空港から韓国のインチョンまでは1時間、インチョンからイスタンブールまでは約9時間半のフライトです。

乗り換え時間が2時間程度とした場合、直行便と大きな差はありませんよね。

 

トルコと時間の歴史

トルコでは1926年からグレゴリオ暦を採用しています。

太陽暦であるグレゴリオ暦では、1年12カ月の365日、4年に1度は閏年を設けます。

1926年以前は太陰暦のヒジュラ暦を使用していました。

ヒジュラ暦では1年が354~355日です。

イスラム教における大切な行事や祭りは、ヒジュラ暦を元に決められているので、毎年11日ずつズレが生じています。

アナトリアの日時計

トルコ西部デニズリにあるラオディキアは、ユネスコ暫定世界遺産の1つに登録されている古代都市です。

そこで発掘調査・修復工事が行っていたとき、約2,000年前のアウグストゥス帝時代に使われたとされる日時計が発見されました。

文字盤にはギリシャ語で季節を表す言葉が刻まれており、時計の縁に葉のモチーフが描かれています。

これまでラオディキアでは3本の日時計が見つかっていましたが、どの日時計とも異なり、時間の区切りが碑文で表された世界的にも珍しい時計です。

ラオディキア古代都市遺跡

ラオディキアは紀元前261年~263年の間に再建された古代都市。

リュクス川の南側に位置し、都市を築いたアンティオコス2世の妻の名前「ラオディケ」を取って名付けられました。

紀元前1世紀には小アジアの中でも有数の都市で、芸術作品や高品質の硬貨などを作っています。

また聖書の中の『ヨハネの黙示録』にはラオディキアの記述があり、キリスト教の観点からも重要な遺跡です

ラマダンとイスラム暦

ラマダンとイスラム暦

イスラム教には五行と呼ばれる、教徒に課せられた5つの義務があります。

その1つに断食(サウム)があり、ヒジュラ暦の9月に行われます。

イスラム行事はヒジュラ暦を基準にしており、ラマダンとは断食を行う月を意味するのです。

ラマダン中は、日のある時間帯は水分の補給にとどめ、日没から食事をとります。

もしトルコを旅行したときがラマダン期間中であれば、イスラム教徒の前での飲食・喫煙はできるだけ控えるのがよいでしょう

トルコへの旅行を計画するなら、TOURQUA(ツアークア)がおすすめです。

TOURQUAはトルコ専門の旅行サイト。

現地の情報を知り尽くしたスタッフが、日数やエリア、テーマに合わせたプランを提案しています。

現地支店では24時間日本語対応可能なので、安心ですね。

興味がある方はぜひTOURQUAのサイトをチェックしてみてください。

TOURQUA

まとめ

トルコの時差を中心に暦の歴史やイスラム暦について解説しました。

日本とも交友が深いトルコは、長い歴史と文化が魅力の国です。

日時計の見つかったラオディキア遺跡のように、古代文明の様子がうかがえる遺跡巡りも楽しいですね。

ハネムーンやワーケーション、団体旅行などでトルコを訪れる際は、ぜひTOURQUAを利用してみてください。

運営者情報

監修・運営会社
ターコイズ株式会社(TOURQUA)
住所
東京都港区赤坂5丁目4番12号TGA-AKASAKA7階
お問い合わせ
https://tourqua.com/contact

関連記事

投稿が見つかりません。