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伸びるトルコアイスの作り方!

トルコアイスの魅力は、なんといってもお餅のように長く伸びること。

一般的なアイスクリームでは味わえない粘りも特徴の一つです。

ここでは、お家で簡単にトルコ風アイスが作れるレシピをご紹介

作り方が気になっていた人は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

簡単!お家で食べられるトルコ風アイスの作り方

アイスを作るとき、牛乳や卵を使用するイメージがありますが、トルコ風アイスを作る材料はたった二つ。

一つはバニラアイス、そしてもう一つはなんと納豆を使用します。

アイスに納豆!?と驚く人もいるでしょう。

実は、使用するのは納豆の持つねばねばとした粘り気だけなので、納豆自体は使用しません

気になる味ですが、バニラアイスの風味で納豆の味や香りを打ち消してくれるので、意外にも分からないのだとか。

そんな納豆とバニラアイスで作るトルコ風アイスはとても簡単で、まず冷やした器に納豆を入れてよくかき混ぜます。

器全体に納豆のねばねばをまとわり付かせたら納豆を取り出し、バニラアイスを入れてしっかり混ぜます。

混ぜ終えたらトルコ風アイスの完成です。

ポイントは器を冷やしておくことと、混ぜやすい柔らかさまでバニラアイスを常温に戻しておくこと

簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。

トルコアイスとは

トルコを訪れたら食べてみたい食べ物として、トルコアイスを候補に挙げる人もいるでしょう。

トルコアイスは、トルコを代表する伝統的な氷菓です。

主にトルコの東南部にある町、カフラマンマラシュ(旧マラシュ)で食べられており、現地では「マラシュ・ドンドゥルマス」と呼ばれます。

「ドンドゥルマ」は、氷菓全般を指す言葉です。

また、トルコアイスはルーツとされる町、カフラマンマラシュから名前を取り「マラシュ・ドンドゥルマ」とも呼ばれています。

現地のトルコアイスの作り方

現地のトルコアイスの作り方

本場のトルコアイスの作り方は一子相伝のため、直系の男性にしか技法を教えることができないそうです。

そんな代々受け継がれていくトルコアイスですが、原材料にはサーレップというラン科の植物の球根を粉末にしたものと羊乳砂糖を使用しています。

材料を一度沸騰させて、ヨーグルト状になるまで弱火で約1時間、休むことなくかき混ぜながら煮詰めていきます。

煮詰まったら冷やし固めて、その後空気を含ませながら長い時間をかけて練りあげて完成です。

根気のいる工程を経て、ようやく市場に出回ります。

トルコアイスが伸びる理由

トルコアイスにはサーレップという球根を粉末にしたものを使用しています。

サーレップこそが、トルコアイスが伸びる正体です。

サーレップの球根にはグルコマンナンという粘性の成分が含まれているため、トルコアイスに独特の粘りが出ます

しかし、サーレップは現在絶滅の危機にあり、国外への輸出が禁止されています

サーレップを使用した本場のトルコアイスを食べるには、トルコへ行くしかありません。

トルコ旅行へ行く際は、ぜひ本場のトルコアイスを食べてみましょう。

サーレップとは

トルコの山岳部に自生するサーレップはラン科の植物で、トルコアイスに使用する以外では、消化管粘膜を保護する生薬として用いられてきました

また、サーレップはミネラルを豊富に含んでおり、ビタミンAやB、B6、Dなどビタミン類やカルシウム、カリウムなどミネラル類も多く入っているのが特徴です

そんなサーレップですが、粉末にすると1㎏でおよそ2,600株の球根が必要で、これらはすべて手摘みで収穫します。

年間の製造量も45トンと少なく、絶滅の危機にあることもあり稀少価値の高い植物と言えます。

なぜトルコアイスは伸びるようになった?

トルコアイスが伸びる理由に、使用している原材料が関係していると紹介しましたが、そもそもなぜ粘性の成分を持つサーレップを使用して伸びるようにしたのでしょうか。

答えは、トルコの気候にあります。

トルコにも四季がありまして、夏には40度を超えることもあります。

そんな猛暑の中ではアイスも溶けやすく、なんとか少しでも溶けないようにと作り出されたのがトルコアイスでした。

暑い国ならではの誕生秘話と言えますね。

本場のトルコアイスの魅力

本場のトルコアイスの魅力

サーレップを使用した本場のトルコアイスは現地でしか味わえないもの。

しかし、それ以外にもトルコ旅行へ行ったら食べてほしいおすすめポイントがいくつかあります。

ここでは、本場ならではのトルコアイスの魅力について紹介します。

フレーバーの多さ

トルコアイスの魅力は、フレーバーの多さにあると言っても過言ではないでしょう。

バニラやミルク、チョコ以外にも、ピスタチオやコーヒー、紅茶のチャイなど多くのフレーバーを選べます。

中でもピスタチオは、トルコが世界の収穫ランキング第三位を誇るため、トルコアイス以外にもさまざまなデザートで使用されています。

このほかに、フレーク状にした赤唐辛子をトッピングしたトルコアイス「アジュ・ビベル」もあるので、辛い食べ物が好きな人は旅の想い出にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

店員さんのパフォーマンス

トルコアイスのイメージとして、店員さんと購入者のユニークなやり取りを連想する人もいるでしょう。

完成したアイスを受け取ろうとしても、柄の長いアイスディッシャーを回転させるなどして中々手渡してくれない…そんな一連のやり取りも、トルコアイスの醍醐味です。

観光地の屋台ではよく見られる光景ですが、よく伸びて粘りがあるトルコアイスだからこそできるパフォーマンスと言えます。

思わず笑顔になってしまう店員さんとのやり取りを、ぜひ楽しみましょう。

トルコアイスを食べる時は水を用意しよう

日本で食べるトルコアイスとは異なり、本場のトルコアイスは粘りが強く、アイスを喉に詰まらせてしまう場合があるとのこと。

そのため、トルコアイスを食べるときに水分が必要となります。

ジュースでもいいですが、せっかく美味しいフレーバーを食べているので味の邪魔をしない水をおすすめします。

サーレップを使用したトルコアイスは、現地でしか食べられない食べ物なので、水分の準備をして、じっくり堪能しましょう。

まとめ

トルコへ旅行する際は、場所や日程など人によりさまざまです。

トルコ専門旅行サイト『ツアークア』では、トルコへ訪れる理由や人数など、細やかなニーズに合わせたパッケージツアーを豊富に用意しています。

24時間日本語対応のコールセンターもあり、何かあった場合の心配もありません。

『ツアークア』を利用して、ぜひ夢の旅を満喫しましょう。

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