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歴史から絶景まで!一度は見てみたいトルコ旅行で人気の世界遺産7選
トルコといえば、グルメ、観光、ショッピング…さまざまな楽しみ方がありますが、やはり注目するべきは世界遺産でしょう。
東洋と西洋の文化が融合し、独自に発展を遂げたトルコには、ならではの歴史や文化遺産があります。
また、自然豊かなトルコには、その地形ならではの世界遺産も。
この記事では、トルコの見どころをたっぷりとご紹介していきます。
魅惑の国、トルコは世界遺産の宝庫!
アジアとヨーロッパの中間に位置するトルコは、オリエンタルな雰囲気のなかにどこか西洋の香りが漂う魅惑の国。
荘厳な建築が魅力のイスタンブール歴史地域や、ローマ時代の歴史を感じることができる都市遺跡エフェソスなど、トルコに登録されている世界遺産は2022年現在、18にのぼります。
トルコは食事もおいしく、トルコ料理は世界三大料理に評されるほど。
親日国であることも、注目ポイントでしょう。
トルコは、一度は訪れたい魅力たっぷりの国です。
人類の歴史と文明を感じる…トルコの文化遺産
トルコにある世界遺産のなかで、大部分を占めるのが文化遺産であることをご存知でしょうか。
文化遺産とは、その土地の伝統や風習、歴史を象徴する遺産のことで、人々が造り上げた建築物や遺跡、景観といった有形のものと、儀式や芸能、技術のような無形のものがあります。
トルコにある文化遺産としては、独自の文化が織りなす美しい建築物や、長い歴史を感じる遺跡、景観などが代表的です。
ここでは、トルコの数ある文化遺産から特におすすめをご紹介していきます。
イスタンブール歴史地域
トルコの文化遺産のひとつに、1985年に世界遺産登録されたイスタンブール歴史地域があります。
トルコの現在の首都はアンカラですが、イスタンブールは過去に首都として栄えた場所。
今ではトルコ最大の都市として有名です。
イスタンブール歴史地域には、オスマン・トルコ時代の歴代の王が居住したトプカプ宮殿や、青を基調としたイズニックタイルと美しいステンドグラスが用いられていることで有名なスルタンアフメット・ジャミイ(通称ブルーモスク)など、荘厳な建築物が並びます。
キリスト教の大聖堂として誕生し、現在は博物館として名を馳せるアヤソフィアや、4世紀から6世紀に造られた地下宮殿も見どころです。
ディヴリーイのモスクと病院
「ディヴリーイの大モスクと病院」は、かつてシルクロードの通り道であったスィヴァス県のディヴリーイにある建築物としての世界文化遺産です。
セルジューク朝時代の君主アフメット・シャーとその妻の命令により着工された、大モスクと病院施設の複合施設で、1243年に完成しました。
「イスラム建築の傑作」とも称賛される建物の柱や扉には石細工で繊細なモチーフが刻まれています。
それらのモチーフは一見、左右対称に見えて左右非対称。
また、何万とある装飾すべてが唯一無二で、この世に存在するさまざまなものが調和とバランスの中にあることを表現しています。
1985年に世界遺産に登録されました。
トロイの古代遺跡
「トロイの古代遺跡」はトルコ西部、ダーダネルス海峡の南に位置し、エーゲ海を見渡す丘に広がります。
神話上の都市を信じたドイツ人のハインリッヒ・シュリーマンにより発掘・発見され、1998年に世界文化遺産に登録されました。
トロイの古代遺跡では、紀元前3000年頃の初期青銅器時代から、紀元前400年頃のローマ時代までにわたる、実に9層に積み重なる都市の遺構が発見されています。
遺跡の入口にある、神話に登場するトロイの木馬の復製も見どころです。
サフランボル市街
「サフランボル市街」はトルコの首都アンカラから北へ約160kmの場所に位置する小さな町です。
オスマン帝国時代に黒海と地中海とを結ぶ交易ルートとして栄え、かつては多くの隊商宿が並んでいました。
世界文化遺産に登録されたのは1994年。
町には赤レンガの屋根に白い土壁と木組みの窓枠が特徴の古民家や、昔ながらの製法を続ける鍛冶屋や靴屋が残っていて、どこか懐かしい雰囲気が漂います。
ほかにも私立博物館やモスク、ハマム(大浴場)、隊商宿といったさまざまな建築物が軒を連ねていて、トルコの伝統的な民家や街並みを楽しめる点が魅力です。
クサントス遺跡・レトゥーン遺跡
「クサントス遺跡・レトゥーン遺跡」はエーゲ海沿岸のリュキア地方にあり、1988年に世界文化遺産に登録されました。
リュキア地方の中心地にあるクサントス遺跡は、古代リュキア王国(紀元前1200年頃)の首都遺跡で、「ハーピーの墓」と呼ばれるモニュメントが有名です。
オリジナルはロンドンの大英博物館で展示されているため、現地にはありません。
レトゥーン遺跡はクサントス遺跡から約8kmの場所にある、古代ギリシャ・ローマ時代の神殿が残る場所。
レトゥーン遺跡で有名な遺構には、「レトの神殿」「アポロンの神殿」などがあります。
自然と文化が織りなす絶景…トルコの複合遺産
トルコにある世界遺産には、複合遺産もあります。
複合遺産とは文化遺産と自然遺産、両方の価値を持った世界遺産のことで、ペルーのマチュピチュや、オーストラリアのエアーズロック(ウルル=カタ・ジュタ国立公園)もそのひとつです。
2021年8月現在、世界遺産は1,154件登録されていますが、複合遺産はその中でたった39件。
トルコには2つの複合遺産がありますが、それがどれだけ希少なことかは登録件数からもご想像いただけるでしょう。
トルコへ訪れたらぜひ観光したい、「ヒエラポリス-パムッカレ」と「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」をご紹介していきます。
ヒエラポリス-パムッカレ
複合遺産「ヒエラポリス-パムッカレ」は1988年に登録された世界遺産で、ヒエラポリスとパムッカレ、2つの遺産から成り立ちます。
「パムッカレ」は炭酸カルシウムを含む温泉が長い年月をかけて沈積してできた石灰棚。
まるで雪が積もっているかのように白い棚田は100以上あり、昼間は石灰棚に流れる温泉が空を反射して青白く輝き、日没前には夕日を反射して一面茜色に染まります。
「ヒエラポリス」はパムッカレの上に広がる世界遺産で、ペルガモン王国の都市として紀元前190年に建設されました。
ローマ帝国により征服されてからは温泉保養地として栄え、円形劇場や大浴場跡などの遺跡が残ります。
ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群
「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」は中央アナトリア地方に南北約50kmにわたってキノコ岩などの奇岩群と遺跡が点在する珍しい地域です。
1985年に複合遺産として世界遺産に登録されました。
カッパドキアにある岩窟群は、火山の噴火によって堆積した凝灰岩や溶岩層が浸食されてできたもので、「3姉妹の岩」、「妖精の煙突」、「らくだ岩」といった見どころがあります。
ギョレメの谷には4世紀から11世紀にかけてできた岩窟教会が集まっていて、教会内部の鮮やかなフレスコ画は一見の価値ありです。
ウチヒサールには岩をくり抜いてできた住居が密集していて、まるでSF映画のセットのような光景を楽しむことが可能。
カッパドキアは洞窟ホテルが世界的にも有名です。
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トルコには、宮殿やモスクといった美しい建築物や歴史を感じられる遺跡、豊かな自然など、見どころがたっぷりとあります。
一度の渡航で複数の世界遺産を巡ることが可能なので、満足度の高い旅ができるでしょう。
トルコ専門旅行サイト『ツアークア』では、トルコの世界遺産をたっぷりと楽しめるツアーが豊富です。
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